こんにちは！古い会社に勤める事務員だよ。
事務所の人数は５人、うち女性は私含む２人
女の私たちには暗黙のうちにお茶くみの業務がありました。
・朝、始業時間頃に事務所の全員分のお茶を入れ、各机に置く
・十時になると各のコップを回収し洗い
今度は人数分コーヒー（インスタント）を入れ各の机に置く・１２時のお昼休憩の際にもコーヒーカップを回収し洗い
人数分のお茶を入れ各机に置く退社前に全ての湯飲みを回収し、洗う。
私かもう一人の女の人、どちらがが、あるいは共同で上記の雑務毎日をしていました。
当番制でもなく、どちらがやっても構いませんでしたが、私含む女の人は働き者でまめに動き
率先しあい、もめるようなことは一度もありませんでした。
新入社員
そんな事務所に新年からお爺さんが入社してきました。
コーヒーの砂糖の入れ具合を個々の好みで調整していたので、もう1人の女の人がおじいさんに聞きました。
「十時にコーヒー出してるんですけど、砂糖の入れ具合いかがいたしましょう？」
するとお爺さんは言いました
「自分はお茶やコーヒーいらない。前の会社では自分たちでしていた」
もう一人の女の人はあらそう？といった感じでそれを受け入れました。
それ以降、お茶の時間はその人を横切って、他の人たちにお茶を配っていきます。一人仲間はずれです。
自分をハブってお茶を運んでいる様子を見てどう思うでしょうか。
この人は気を遣ってお茶は淹れなくていいと言った。
しかし結局他の人のお茶は注いでいるんですもん。
気を遣ったその意図通りになっているだろうか。
モヤモヤしながら、毎日のお茶くみを継続していました。
１月中旬
もう一人の女性が、コロナにかかりました。一週間のお休みです。
私も去年の１２月半ばに同じようにかかり、迷惑をかけたのでもちつもたれつ何の問題もありません。
問題はその他の野郎。
一人お休みで、少なくとも２人分の仕事を私一人がしているのに
手伝おうという意思がない。
誰も、電話を取らない。
受付にたたない（うちは業者しか来ないからハンコ押すだけなのだよ）
郵便や宅急便が来て荷物を受け取るだけ、ということもしない。
では、忙しいのか?いいえ。
会社のパソコンで２チャンネルまとめサイトを見ていたり、
スマホでツイッター見てたり、
終業後の病院予約サイトを見たりしてます！
私は２人分の仕事プラスで一日三回のお茶くみ。
多忙だと時間の感覚、お茶出しの感覚も短く感じ、目まぐるしくお茶を出しているように感じました。
こいつらに茶出したくない。そう感じたのは必然です。
強硬
男の内訳はこうです。
（出したお茶を～）
のむじいさん（超古参）
のまないおじさん
のまない若者
いれないじいさん（new)
のまないおじさんは体質上あまり飲めないのは知っています。お茶を入れるのはパフォーマンスであり、お茶はオブジェです。
のまない若者は飲みません。逆にお茶を置くことで机についた水滴を拭くことを毎回熱心にやっています。
はっきり言って、お茶出ししなくなって惜しむのはのむじいさんのみです。
私はお茶出し改革の為に根回しをはじめました。
のむじいさんは既婚で、夕方の家事をしたくないがために就業時間を過ぎても夜近くなるまで会社に居座っています。
もう一人の女の人の出勤前日の夕方、ほかの人が帰ってのむじいさんと２人だけになったところで湯呑みを回収しながらのむじいさんと会話しました。
私「今月入社して来た いれないさん、いれないさんは自分はお茶いらないと言っていたのであの人だけお茶出してないのですが、あの人を抜かして他の人にお茶を出すのは、心苦しいです。」
のむじいさん「いれないさんに言うてみるわ」
（この期に及んで、いれないさんのほうを変えようとしてるのか。お笑いだぜ）繋がりが悪かったけど会話を強硬した
私「お茶くみの在り方を今後考えないといけないですね」
私「回数減らすとか」
のむじいさん「またちょっと考えるわ」
（なにを考えるだ 無駄だ 強硬だ）
翌日早朝ダメ押しで、のまない若者に「朝のお茶いらないですよね？」と耳打ちしました。
のまない若者は「うん問題ない」と言いました。よしきた！
そして始業時間、久しぶりに出社したばかりのもう一人の女の人にいいました。
私「みんな飲まないし、昼以外お茶入れなくていいっぽくなりましたよ！」
女の人「あらそう？楽～」
このようにして新しいルールが受け入れられました。
新ルールはこうです。
・昼食時のみお茶を入れる（いれないさん除く全員の）
・誰かからお菓子頂いたときのみ10時の臨時コーヒーを出すこととする！
・退社前のコップ回収も本来はしたくないが、
もう一人の女の人がしているのですることとする！
新ルールになっても、誰もリアクションしてなかったです。のまない達にとってはどうでもいいことだし、のむじいさんも大人なので露骨に反応しなかったんだろうと思います。
ほんとはお茶くみを全て消滅させたかったところですが、ちょっと露骨すぎるので回数を減らして様子見します。最終目標は消滅させることです。
頑張ります！以上です。
