magatamamo’s diary

じむいんの じむいんによる じむいんのためのブログ

エビチリにくし切りの玉ねぎを入れたくない人の心理

■エビチリにねぎ


その日はエビチリを作りました。
スーパーで売ってる「エビチリのもと」を使います。我が家のエビチリにはいつもくし切りにした玉ねぎがエビと同量くらい入っていました。私はその玉ねぎが許せませんでした。

 

今回作るのは私です。「エビチリのもと」裏面の手順書をみました。すると『みじん切りにした長ネギを入れる』と書いてありました。これはくし切りの玉ねぎを入れないタイプのエビチリなのだ!私は噛みしめました。

 

私が長ネギをみじん切りにしていると、母親が玉ねぎを2つ持って現れました。そしてその玉ねぎをくし切りにしだしました。母親はもう、くし切りの玉ねぎが当たり前になっているのです。ここは阻止しなければいけません。

 

私「裏面のレシピにはくし切りの玉ねぎを入れるようになってないよ。玉ねぎ入れるの?」

母親「玉ねぎ入れるとおいしいよ」

私「みじん切りにした長ネギを入れるよ。それでも玉ねぎを入れるの?」

母親「…」

 

母親は無心でくし切りを続けました。

 

私はエビを剥きながら天を仰いで「玉ねぎ……入れるようになってたかねぇ…」
と行き場のない思いを呟きました。

 

母親はもう一個切ろうとしていた玉ねぎを床に投げつけました。投げられた玉ねぎはバウンドしました。

母親「入れたくないんでしょう!…言い方がいやらしい」

母親「あんたも料理に加勢するようになったら、こだわりが強くなって嫌だね!」

母親「ひとりで好きに作りなさい!…でも既に私が切った分は入れなさい!」

 

母親はテレビを見始めました。気の毒に思ったので、切った分の玉ねぎは入れました。今回は引き分けです。

 

■エビはぷりぷりな食べ物


エビチリを食べた芸能人はぷりぷりですね~と食レポします。そう、エビはぷりぷりの食べ物なのです。

 

玉ねぎを同時に口に含むと、しにゃりしにゃりが同梱してしまうのです。手順書裏のみじん切りの長ネギにはエビの触感を邪魔しないという明確な意図があります。しかしくし切りの玉ねぎはカサ増しなのです。

 

ぷりぷりのエビを食べるために、無意識のうちにエビとネギを交互に摂取していた。同時に口に含むことは決してなかった。


また、みんなで同じ皿の料理を箸でつついている以上、玉ねぎも食べないと他の人にしわよせがいってしまう。えびを食べたら同量の玉ねぎを食べなければいけないという心の負債。

 

私はエビチリにくし切りの玉ねぎがはいっているがために、エビチリを心から楽しめていませんでした。叶うなら、エビを口に含んで、飲み込んだらまたエビを口に含むという贅沢がしたい。口の中をエビでいっぱいにしたい。

 

口の中をエビでいっぱいにしたい。

 

この料理、エビチリなんです。
エビネギチリならこんなに悩むことなかったのに。