私は、請求書発行係です。
4月から請求書を電子はんこにしてみました。
電子はんこにするにあたって
・「そもそも請求書にはんこを押すのは法的義務ではない」というネット記事を沢山見た。
・当社の機械の修理などで世話になった大企業から電子はんこの請求書をもらうことが多々ある。
・当社宛に電子はんこの請求書が送られた場合に「これはっちょっと」と当社経理部につっこまれたことは一度もない。
上記三つのことから、私は発行する請求書を電子はんこにしても問題ないのではないかという考えに至った。
この記事はインクスケープという描画アプリをこっそり会社のパソコンに入れてる人のなかで、電子はんこを作りたい人向けの記事です。
手順
・ます、社印を、朱肉をいっぱいつけてこれ以上ないくらい奇麗に押印する
・会社のプリンタースキャナーでJPEGスキャンする。
・インクスケープでそれを開く、
・画像を選択して右クリック
>ビットマップのトレース
・白黒にトレースされるので、それに好みの赤色に変える。
朱色か、赤色か
電子はんこのクオリティを上げる方法
それは、色は濃い目で!です。
普段の請求書は色がついてればいいや!と薄色のままポンポン押しちゃってる人。
再現度を高くするには、その薄色を再現した色味にしたほうがいいのでは?と思いますよね。
ところが、やっぱり電子はんこの色は濃い赤系の色がいいです。
理由は、
プリンターでカラーで出力する場合、紙に色インクを振りかけるというはご存じかと思います。
そして薄色を出力する場合、プリンターはインクを吹きかけるところとかけないところをミリより小さい単位で交互に重ねていき、薄色を出すのです。
これが人によっては目を凝らすと見えてしまうのです。まじまじとみると印刷だ!と分かってしまうと思います。
それにくらべて濃い赤を印刷する場合は多分プリンターは赤色インクを隙間なく詰めるのです。
たっぷり朱肉の濃い色と
プリンター出力の濃い色は似ていなことはないが、
薄づきのはんこと、
プリンター出力の薄色インクの違いは大きい、ということです。
出力
出力は、トレースしたはんこのみを選択した状態でエクスポート領域を「選択範囲」にすることで、ドキュメントのサイズに関係なくはんこの部分だけがpngになります。
ゴールデンウイーク明けに、
取引先のもとに電子はんこの請求書が届きますよ~(^O^)